社長メッセージ

今を支える、明日のために

 わたくしどもは、主に船舶用ディーゼル・エンジンの断熱材を製造する会社として、昭和39年に創業いたしました。昭和40年代後半からは、テレスコカバーやジャバラ等の工作機械部品の取り扱いに加えロボット用ケーブルシールドの製造も開始し、現在これらの製品群は、断熱ソリューション・セグメント(エンジン・設備機器関連)およびスマートシールドシステム・セグメント(ロボット・工作機械関連)として、当社の主力部門を構成しております。

 これらの製品群の一番の特徴は、取り付け対象物の安全性と、耐久性を高めるアタッチメントであるという点です。例えば、舶用エンジンの断熱材は、排気管の表面温度を低下させることで船内の安全性を高めるものですし、ロボットシールドやケーブルシールドは、火花、摩擦、薬品等のあらゆる物理的脅威からロボット本体を保護し、その耐久性を高める効果を有します。

 当社はこれまで、これらの製品群を「人と作業現場を守るシールド(楯)」と位置づけ、現場の環境改善・省エネルギー化に役立つ製品とするべく改良を重ねてまいりました。従業員一同、お客さまの資源を最大活用するお手伝いをしていることに誇りを持って、日々努力しています。おかげさまで、多くのお客さまがその効果を実感してくださり、長年ご愛顧をいただいています。今後も、さらにお客様にご満足いただけますよう、研究開発と人材育成に励んでまいります。

 現在私たちの社会は、かつてない大きな環境問題に直面しております。CO2削減は喫緊の課題であり、気候変動を阻止するために、循環型社会を実現する変革が求められています。そのような状況において当社も、「今を支える、明日のために」というスローガンのもとで、製品群の性能を「人と環境全体を守るシールド」に高める努力を行い、CO2排出量削減に寄与する製品や、機器の耐久性向上に寄与する製品の製造を通じて、循環型社会の一員として持続可能な発展に貢献するべく、精進していく所存です。

 皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

株式会社神戸機材 代表取締役社長 小林 恵
株式会社神戸機材 代表取締役社長 小林 恵

神戸機材の経営方針

  1. 技術とノウハウの継続的蓄積
  2. 職場環境の安定
  3. たゆまぬ改善努力
  4. コミュニケーションの活性化
  5. 顧客満足の実現による顧客創造

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